大人になってもマンガ好き・掲示板 |
過去ログその15
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中学校の頃アホのようにはまりました。(まだ持ってるのはかなりボロボロ。もう売れません。)
当時樹さんといえば、それほど有名でもなく、何で有名になったかもちょっとよく覚えていません。(やはりマルチェロでしょうか)文庫の表紙は今風になってて、変な感じがするのは私だけでしょうか。今の読者から見たら、昔の絵の方が変な感じするんでしょうね。
で、「蛍たちは笑う」で超能力ものが描かれていたので「おお、ちょうのうりょくも描けるのか!!」とすごいびっくりしたんですが、今ではこれも当たり前になったのかもしれません。
フランスのファッション界のこととか描かれていたのが当時は特に新鮮だったような気がします。外伝の「天使になる日」では、ラストシーンでもないのに、パスカルがマリネッタに語る「なぜ? 生きているのに」のセルフはとても好きでした。
樹さんも「OZ」や、「パッションパレード」でバスケ選手を描きだしたあたりから、グググと絵が変わっちゃいましたね。
思い出話になっちゃいました(笑)。
名香智子先生の作品「レディ・ギネビア」が、
小学館から文庫ででましたね。
早速購入して、初めて知ったのですが、
第1作目は、「グレープ・フルーツ」掲載ではなくて、
小コミだったんですね。
(その縁で小学館文庫・・・?)
私は、「グレープ・フルーツ」誌でしか読んだことが無かったので、
第2作目が、第1作目と思っていました。
1作目と2作目は、別の登場人物の視点から描いてあって、
裏表の関係になっていたんですね。
全く知りませんでした。
それにしても、懐かしいです。「レディ・ギネビア」。
初めて、「グレープ・フルーツ」で読んだときは、
あまり好きになれないと、思っていましたが、
だんだんに味が出てきて、作品が好きになると同時に、
名香作品全体が好きになりました。
自分が成長した、ということなのかな?
出るのは知ってたんですよ。
でもー、中古でー、出ないかなー、とか思ってて(ははは・・・)。
出てすぐの時期って、中古で出やすいじゃないですかっ(言訳)。
なーんて言ってないで、さっさと買いに行きたいです。
なんでも、文庫は原稿からじゃなく、既刊のコミックスとかから印刷する事が多い
そうなんですが(具体的にどういうことかは、よく分かりませんが)、このギネヴィアの文庫は、ちゃんと直筆原稿から起こして印刷したそうですよ。ご本人がファンページで言ってました。すると、やっぱり絵がきれいなのかな?
こんなところでくだくだ言ってないで、さっさと買ってきますね。そしたらまた、感想でも書かせて下さい。
名香作品って、最近のはちょっとくすっと笑いたくなるのが多いのに、これは、なんだか深刻になってしまうような物語でした。読めば読むほど微妙なすれ違いとか、全てを語らない登場人物の気持ちとかが伝わってきて、やるせなさもちょっとありませすよね。もっとも名香作品らしいゴージャスな内容でしたが。
先に書いた印刷の話ですが、要は、単行本の時の原版を使うのではなく、あらたに原版を作って印刷した、ということだと思います。考えたら「ギネヴィア」は、小学館からは初めて出た訳ですから、小学館には原版がないって事ですよね。
私はこの作品は昔後半だけ読んでいたような記憶があったのですが、今回読み返してみたら前半も読んでいたようです。続編の「時間をとめて待っていて」は、出て来た時に、「う〜ん、おいしい設定だ」と思ったのですが、そこはひかわさんらしく、さわやかな(?)しあがりになっていたようですね。
今も連載されているのか「彼方から」は最初の方読んでいたような気がするのですが、少しも覚えていません。
千津美と藤臣くんシリーズは、文庫で総て刊行されたら入れてみたいと思っています。
(なんか箇条書きのような書き込みだ…)
はじめまして、キイチロウといいます。
綏子さんからご紹介いただき、お邪魔しました。水樹先生つながりで。
以前にも何回か覗いたことはあるのですが、こうして書き込むのは初めてです。
なんとなくレスのないのが気になった「荒野の天使ども」。
私はよく男性に少女漫画を勧めるのですが、
ひかわきょうこさんは、お勧め作家のひとりです。
特に本作品やそのシリーズ、連載中の「彼方から」などは、
題材も男性が入りやすいので、エサ(笑)にはちょうどいいですね。
ひかわさんの作品の最大の魅力は、なんと言っても男性キャラだと思います。
藤臣もそうですが(なぜか呼び捨て)、ダグラスやイザ―クも
同じ男として反則だと妬みが入るほどイイ男です。
そのイイ男がアクションシーンで、またカッコイイ。
これは、ひかわさんの描くアクションシーンが見事だからですね。
この辺が男性に勧めやすい理由なわけです。
ストーリー展開もテンポがよく(伏線も見事だし)、
キャラも魅力的(ミリアムも個人的には一番好きなキャラなんですが)だけど
やはり「荒野の天使ども」を読むときは、
その卓越したアクションシーンも堪能して欲しいですね。
あと、気が付いたので書いておきますが
咲花さんの「荒野の天使ども」のレビューの中で
ひかわきょうこ→ひむろきょうこ
ミリアム→ミレアム
と途中から表記が間違っています。修正お願いします。
それでは、こんなところで失礼します。
ひかわさんのアクションシーンは、少年マンガ誌と違って美しいので、女性にもとっつきやすい、というのがありますね。あと、少年誌の描き方と違って、部分を強調せずあくまでも映画のようなカメラワークで描いているのも魅力の一つでしょうか。
> あと、気が付いたので書いておきますが
> 咲花さんの「荒野の天使ども」のレビューの中で
> ひかわきょうこ→ひむろきょうこ
> ミリアム→ミレアム
> と途中から表記が間違っています。修正お願いします。
過去ログでずっと残りますので、訂正はメールでお願いします〜。
ってホームページもってらっしゃるんですね。
急いで書くのでこういう失敗はしょっちゅうです。
他にもあるので探してみよう(敢えてほったらかし)!
とりあえずありがとうございました〜。
しかし、ひむろきょうこってどこから出て来たのでしょう。
小椋冬美が「りぼん」でデビューしたのは多分70年代の終わり頃で、丁度「少女マンガ」が変わり始めていた頃だったと思う。とにかく小椋冬美のマンガに出て来る人物の服装がおしゃれで派手なのが人気のもとだったようにも記憶している。今振り返ってみると、既にくらもちふさこも同じような理由で「別冊マーガレット」で人気を得ていた(路線は違うけど)から、少女マンガ全体が大きな転機を迎えていたのかもしれない。服装が変われば、話の舞台も学校から街中へと移る。それまで子供は行ってはいけないと言われていた場所がマンガの舞台になれば、内容も変わる。手が届きそうな大人の世界の入り口が見えて、夢物語が現実味を帯びる。いずれにしても、この頃から少女マンガはそれまでの枠を超えた読み物に変貌し始めていると思う。
小椋冬美は圧倒的に短編が多い。しかもあっさりとした話が多くて、そっけないくらいで、それが「良さ」と言えばそれまでなんだけど、「さよなら−−」は、そんな中で小椋の本音の作品だと思う。・・・青臭いです。意地を張り合ったあげくに、雨が降る中、怒りに任せて傘で噴水の水をすくって掛け合うんですから。
彼らの書くものって、どこか照れくさいようなくささがなかったですか?
あれ描いてる本人がちょっと照れてるのかとも思いましたけど、どうなんでしょう。
等身大の少女たち、という気がしなくもないんですが、たぶん「優等生組にはこんな人はいないだろう」という種の等身大ですね。だから優等生組には共感を得られなかったが、そうでない人たちには大いに共感を得た作家の一人というイメージがあります。(おぼろげな記憶を元にすれば…)
だからファッショナブルで派手でも許されたのかもしれません。
ファッショナブルで派手ではありませんでしたが、松苗あけみにもそんなイメージはあります。
小椋冬美は、どうなのかな、そうなのかな?
多くの作品は、本音を隠して描いているような印象なんだけど、つまりはそういう事なのかも。「さよなら」だけは、ふと本音が見え隠れするようだと思ってます。
「優等生組には共感を得られなかった」というのは、私も当たってるように思います。やっぱり見た目は派手でも、根底にはそれまでの(「りぼん」の)マンガに多かった「ぱっとしない気の弱い女の子」がいたりするようです。
松苗あけみは照れながら描いている印象、ありますね。
「ガラスの仮面」は、連載が終わってから入れようと思ってたんです。でも、93年に40巻が出た後、5年後の98年に出て、その後全然刊行されてないようなんです。だから、もう入れちゃいました。結末を見なくても十分過程で楽しませてくれるマンガってありますけど、これもその一つですね。
キャラクターたち、特に速水さんが「パタリロ!」同様、中年太りしてきたのが気になりますけど、まあ、それはいいとして、私が初めて「ガラスの仮面」を読んだ時は、連載スタート時のマヤと同じ年だったのに、もうすぐ今の真澄さんと同じ年です。昔はおじさんだと思いましたが、今からすれば31なんて若造ですね〜。(なんて書いていいのか)
「花とゆめ」を創刊から読んでいたので、多分、連載第一回から読んだはずだし、はまってたように思います。ただ、悲しい事にほとんど忘れている〜。コメントに咲花さんが書いている通りですぅ(10年以上前に読んだ人は・・・の所)。TVでやっていたのは、ちっとも見なかったし、復習してませんからねぇ。ドラマでやるのを知った時には「え、今頃?」と思いました。あれだけの人気と内容のものをあの当時にドラマ化する英断(?)には驚きました。やるならもっと早くても良かったのでは?連載から読んでいた人達は、もうそんな年頃じゃなかったはずだから、ファンの年令層の広さを伺えますね。
実際に私が読んだのは、今回のあらすじに書いてある所あたりまでのように思います。’70年代のスローペースな展開のマンガに慣れきっていた私でも、連載で読むと、あの展開の遅さにはじれったさが付き物でした(と思う)。今一気読みをしたくても、41冊ですか、長いですよねぇ。
しかし最近は「ガラカメ」なんて呼ばれているなんて、びっくり!なんだ、なんだ、それは??コメントでのこの段落、思わず笑ってしまった。笑えないところなんだけど。う〜ん、近年のファンには、どこが魅力なんでしょう?と、ふと、思わされてしまった。やっぱり、マヤに感情移入して読んでいるのでしょうけど。
別作品の話題をふって申し訳ありませんが、
「ガラ仮面」も終わりませんが、もう一つの未完作品
「アマテラス」が、
角川の、最近創刊された雑誌「少女帝国」で
連載再開なんだそうで。
「少女帝国」、ちょっと気になっていたので、
買おうかな、どうしようかな、と思っていたのですが、
とりあえず、今度の4月号は買ってみようかと思っています。
それにしても、
何時出るんでしょう。ガラカメ。
あれが文庫になったとき、
「よもや未完の作品が文庫になるはずはあるまい」と考えて、
ガラカメもついに終わったのか!
と誤解していた友人が、
周囲に大勢おりました。
やっぱり、未完作品を文庫にはしないでほしい。
どんなに代表作で売れるっていっても・・・。