マンガ雑・談義・過去ログ6

マンガ談義ほどは固くなく、作品リストの掲示板ほど狭くなく、…まあ、とりあえず、何か語ってください。

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 投稿日 2000年11月4日(土)02時05分 投稿者 飯塚 [dmax003-pool010.tokyo2.tnis.egg.or.jp]

 さがみさん、おひさしぶり〜。ちゃんとレス入れてくれて、ありがとー。そうか、
さがみさん界わいには15軒も古本屋さんがあるのか。私の近所(よく行く所)は、
5軒だけです。やっぱり、BOOK OFFは「これが100円?」てものが、たま
にあって、そんなのに出会うとラッキーですよね。

 この間の「同人誌」の自己レス。
映画を引き合いにだしたのは、1部の人にしかウケナイ映画がたくさんあっても、
それが映画業界自体に大きく影響する事は少ないのに、なんでマンガでは、同人誌
の描き方が商業誌(の評判)に影響してしまうんでしょう。・・・インディーズが
メジャーに影響するのは当たり前としても、マイナスにしか働かないってことだけ
じゃないと思うのだけど。・・・ムムム。

 そう言えば、私も「王家」は読んでないです。(ははは・・・)
「BASARA」は読んでみたい気もするけど、あれ、全28巻でしたっけ?長い。
田村由美は「巴が行く!」を読んで、がっくりしたので、躊躇するなあ。「天馬」
は、全24巻を古本で揃えました。前の日には1冊もなかったのに、今日はどどっ
と1〜17巻ある、てことがよくありました。見切られて売られたのか?

>さがみさん
さがみさんが挙げた、同人からデビューした人達って、皆ボーイズ系?むふふ。
(いたっ!←ぶたれた)


読むのに疲れた…

 投稿日 2000年11月3日(金)03時37分 投稿者 さがみ [81tt16.omn.ne.jp]

しばらくネットとはメールチェックくらいのお付き合いしかしてなかったら
ログがこーんなに…。一気読みしました。はーはー(疲れ)

改めまして、初めての方々こんにちわー。

(ちょっと古いですが)「ねっ、さがみさん」(飯塚さん談)はい、そうですね。
私の界隈には古本屋が15件もあります。そんなにあっても変わり映えしないので
なんだかなーですけど。掘り出し物は昔ながらの古本屋に限ります。しかしブックオフ系の
チェーン店もあなどれません。格安で手に入る可能性を秘めているからです。
昔ながらの店は一度値をつけるとなかなか訂正はしませんからね。「これは100円だろう?」と
思うような本でも200円だったりしますし。必要に応じて使い分けましょう。

さて、私も少女の頃は「りぼん」でした。しかし「マーガレット」にはいかず「花とゆめ」「LaLa」でした。
私の頃の「りぼん」は「ときめきトゥナイト」の連載が始まったばかりでした。当然、本田恵子も読みましたが
一向にストーリーなんかは思い出せません。あまり思い入れがなかったのかな?なのに彼女の色紙(プレゼントで
10名ってやつ)は持ってます。いまだに。
「花とゆめ」は高校生の頃ですね。「ぼくたま」の連載が始まった頃です。当時は日渡の絵が変わってなんか嫌でしたけど
(無理に今風に変えているようで)途中から絵も落ち着いてきたので気になりませんでした。

えーと「天馬」の話もでてましたね。って私はまだ読んでないに近いです。ぽつぽつ買い集めてはいますが
通してじっくり読んではいません。(3巻くらいまでなら読んだかな?)なんとなく読む気がしないのは
絵が変わったからかしら?絵が変わったからって話には影響はないんでしょうけどね。
なんか異様に頭でっかちで…。体が小さい。なんか嫌。でもいつかは読みますよ。話は面白そうだしね。

「バサラ」は私もはまりました。絵はもろ少女漫画(目がでかい!)ですけど。それまでは好きでも
嫌いでもなかったのですが、ぐいぐい話しに引かれて…。この話は結構男の人も読んでいますよね?
もうくさい話で、泣きポイントがわかっていながら、泣くんですよ。ははは。

私はあの「王家」未読です。読もうと思った時すでに20巻は出ていて、先の長さに挫折しました。
「処天」はどうにかこうにか本を揃えましたが読んでません。集中して読まないとダメかなーと
思い。なかなか読めません。

同人…私ははまってました。私がはまっていたサークルの人たちは結構プロになってます。
(藤たまき、榎ノ本瞳、えみくり、四位広猫。おおや和美、って知らないかな?)
しかし同人ブームでいろんな雑誌が創刊されては消えていきましたよね?あの当時ははげしかった。
今残っているのは「B−Boy」とか?

はーはー。一気に書いたら疲れた。それではごきげんよう。


作品アンケート

 投稿日 2000年11月2日(木)01時20分 投稿者 飯塚 [dmax003-pool040.tokyo2.tnis.egg.or.jp]

(立て続けに書き込み!)
 なんだか、投票数が伸びるに任せて、票が割れてませんか?
1人3票とは、私の思い付きなんですが、皆、3票目を趣味で入れているんじゃな
いかと思ってしまう。
(かく言う私がそう。「誰もいれないかもしれないけど私は好きなのさ!」って。)


同人誌

 投稿日 2000年11月2日(木)01時12分 投稿者 飯塚 [dmax003-pool040.tokyo2.tnis.egg.or.jp]

 良く言っても悪く言っても、目的は「同じ趣味の人の為の雑誌」な訳ですから、
「一部読者にしか受けない書き方」てのは、いたしかたないかと思います。むしろ
映画なら(ビデオ含む)一部の人にしか受けないようなものでも許されているって
ことですかね。映画には「映倫」があるので、鑑賞者を制限はしてます。また、あ
まりにも社会的に不適切な部分は修正させられるのでしょう。マンガを始めとする
雑誌では、「映倫」に当たるものは編集長なんでしょうね。同人誌では、発行責任
者なんでしょう。問題のある同人誌では、発行責任者の社会意識が問われる事にな
るのでしょうか?逆に、倫理上なんら問題がなければ、なんでもおっけー、てこと
ですよね。(TVドラマになってしまった「編集王」にもこんな話があったっけ)
 私としては、表現者としてのマンガ家を考えると、より多くの人に読んでもらっ
て支持してもらうことが、大切に思えます。そう思う人が多いから、商業誌に掲載
されるよう、頑張っているのでしょう。そう思うと、やっぱり同人誌は趣味の範囲
だと思います。同人誌で食っていける事自体が異端なんじゃないでしょうか?
(そんな人は商業誌にデビュー出来るはず。出来るのにしないだけ?)


それもあるし

 投稿日 2000年10月29日(日)21時16分 投稿者 咲花圭良 [nttoska07085.ppp.infoweb.ne.jp]

 「天馬」は作品リスト掲示板にカテゴリ作ればよかった。
 古本屋でもあまり見ませんが、普通の書店でもあまり見ません。まあ、まだ終わっ
てから間もないですしね。

 25年組の台頭と合わせて、そういう作品群を採用した「花とゆめ」編集部の意気
込みもすごかったかもしれません。掟破りというか。今でこそ和田慎二とか柴田昌弘
とか一定の世代には受けてる作家さんたちですが、当時さほど代表作はなかったはず。
この二人はマーガレットから移されてきて、考えてみれば少女マンガの世界では異端
だったかもしれませんね。「花とゆめ」なんてすごい少女マンガチックなタイトルの
雑誌なのに、開けてみたらかなりボーダーな、少女マンガの範疇から外れた雑誌だっ
たので、「誰がこんなタイトルつけたんだろう」と不思議に思った記憶があります。

 同人誌、というと、どの辺りの同人誌だろう。作画グループあたりでしょうか。あ
の辺も考えてみたら異端だったかも。80年代の同人誌でも、「それで飯が食えるよ
うになった」レベルの人が出て来たのは、80年代も中盤以降だったんじゃないでし
ょうか。
 同人誌は逆にいえば、80年代後半、特に90年代からは、商業誌のレベルを落と
した、というか、一部読者にしか受けない書き方を流行させてしまった一因ではない
かとちょっぴり思います。(前にも書いたかも)


「天馬」は

 投稿日 2000年10月29日(日)14時05分 投稿者 飯塚 [dmax000-pool016.tokyo2.tnis.egg.or.jp]

>咲花さん
「新しい試み」転じて「ウケる描き方」になっているんじゃないでしょうか?
「今までと違う→新しい」という発想なら、その今までとの違い、オルスボルト(?変換キー押してもカタカナになるだけだけど・・・?)がやたらセクシーで「少年」じゃなくて「男」だとか、主人公のアルトジンが少女だけど胸がでかいとか、帝が異世界の生物みたいとか、トルス・タイトがアマゾネスだとか、ウケる要素がもりだくさん。
あの内容で描くにしても、竹宮自身の中では、あそこまで「今風」にしなくても構わなかったんじゃないかと思います。
掲載誌が角川だったから、注文があったんじゃないのかな。(これは偏見)「今の若者が好むような味付けをして下さい」とか。
でも「天馬」に限らず、最近の絵はあんな感じだから、実は本人の思い通りに描いてあれ、かも知れないなあ。
これじゃ、昔を懐かしむファンのたわごとになってしまう。

「読み慣れていないとハマる」・・・そういうもんなんでしょうか?
う〜ん、その辺はよく分からん。「天馬」が最近のマンガ好きに好評だったのかどうかも推測しきれない。
連載中は、人気あったのかな?古本屋では、確かにあまり見かけないけど。

「新しい試み」と言ったら、PFに短期連載した「平安浄瑠璃物語」が思い浮かびます。
お得意の同性愛もの(とは言い切れないものの)だけど、主人公の美少年のお相手が不細工な従者なんですよ。
こっち系のマンガとして見れば、まさしく掟破りな設定。竹宮が描いたから許される所があるようです。

> 70年代後半ってもしかしたら「ガラスの仮面」「スケバン刑事」「紅い牙シリ
>ーズ」「はみだしっ子」が並びで連載してた(?)んで、考えてみたらすごい取り
>合わせですよね。
> あの辺が常識を破っちゃったんでしょうか。(そうかも)
私もそう思います。25年組があれだけ活躍できたから、その影響を受けたマンガ家
が、もっとやってくれたんでしょう。そう思うと、25年組と言われているマンガ家
達をデビューさせて育てた編集も読者もすごい。それがその当時の欲求だったので
しょうけど。

読みたいマンガが商業誌になかったから同人誌が出来て、その人気のあおりを受けて
新しい商業誌が出た。初期の同人誌の果たした役目も見捨てられないと思いますよ。


だって「王家」が

 投稿日 2000年10月28日(土)22時09分 投稿者 咲花圭良 [nttoska03235.ppp.infoweb.ne.jp]

 ああ、そうか。「花とゆめ」かなあ(とすると『LALA』も?)。小学館とか、
秋田書店も一斉に、って印象あったんで、そういう感じがしなかったんですが、も
しかしたらそうかもしれない。
 70年代後半ってもしかしたら「ガラスの仮面」「スケバン刑事」「紅い牙シリ
ーズ」「はみだしっ子」が並びで連載してた(?)んで、考えてみたらすごい取り
合わせですよね。
 あの辺が常識を破っちゃったんでしょうか。(そうかも)
 そういえば、初期似たような絵柄シリーズ(←笑)を集めたら、結構似てるって
のがあって、成田美名子、吉野朔実、渡辺多恵子、佐々木淳子、川原由美子、松本
洋子、この辺みんな似てるんですよね。で、誰の影響だろうと考えてみたんですけ
ど、誰だろう、やっぱり萩尾望都なんでしょうか。
 場合によっては25年組の台頭の後だからかな、とも考えてみたり。う〜ん。

>飯塚さん
 「天馬」って「王家」に通じるところもありません? あれも歴史もののよう
で内容は決して史実に基づいているわけじゃない。「王家」と違って少年マンガ
くさいタッチだから、「地球へ…」とはまた違った層に受けるんじゃないでしょ
うか。竹宮の筆力っていうかノセ具合って並ではありませんから、一度入ったら、
ああいう勢いなれしてない人ははまるかもしれませんよ。(なんてたって「BA
NANA」が受けるんだから。)
 マンガの読みなれしてる人が読むとそうでもないかもしれませんが、してない
人にはそうでない場合が多い。マヒしないように気をつけないと。
 でも「天馬」はウケる書き方をしているというよりもむしろ新しい試みという印
象をかなり感じます。オルスボルト(←変換キー押すな)みたいなタイプ今まであ
んまりいないタイプでしたし、誰と対立しているかわからない、何より女の子があ
んなに中心になって活躍してるマンガって今まで彼女の中でどれほどあったかしら、
という感じがします。(で、女の子が主のマンガが幾つあったかと今考えている)


「原因」は・・・

 投稿日 2000年10月28日(土)03時14分 投稿者 飯塚 [dmax003-pool006.tokyo2.tnis.egg.or.jp]

 そりゃ、複雑に絡まっているとは思いますが、大きな転機になったのは、新しい少女マンガ雑誌の創刊だったんじゃないかと思います。
「花とゆめ」の影響、ひいては白泉社の影響が大きいのではないかと。裏では同人誌の存在が見過ごせなくなっていましたよね。
皆さんはどう思われます?(あくまで個人的見解・・・当たり前か)

>咲花さん
 「天馬」は「日天」に比べたら、歴史もの臭さが少なんじゃないですか?ハーンは出て来るけど「どこのハーン?」てカンジしません?
それにあれは勘違いした読者は途中で脱落すると思うんだけど・・・じっくり読むと、むしろマニアックな印象です。「こう描けばウケる」と確信犯的な描き方をしているように思うんだけど。そういっちゃあ、はけてるマンガには確信犯的なところがあるか??


だって「天馬」は

 投稿日 2000年10月28日(土)00時06分 投稿者 咲花圭良 [nttoska05053.ppp.infoweb.ne.jp]

 歴史ものって男性読者弱いんですよ。「日天」(と略す人々もいる)は、「歴
史もの」で入った男性も結構多いでしょうしね。「あまっちょろい絵空事」と言っ
て空想ものを敬遠するクセがあって(特に理系)せめて手を出すのが教養もかね
て歴史もの、とか、いう発想の順序みたいですよ。だから、作り物の読みなれし
てない分アホのようにはまる。

>読者は作者を育てもするけど、無責任で自分勝手な存在ですよ、ね。
 だから「あの頃描いてたあの人がいない現象」ってのがよく起こるんじゃない
でしょうか。それで描き方を変えてしまう人もいるようだし。いい作品描く人だっ
たのにな〜という人まで切り捨てられたり。

 80年代って何が原因だったかよくわかりませんが、「少女マンガの枠」を越
えて「ドラマを作ろう」という空気が業界全体に渡ったというか、それが許され
る雰囲気になり、そういうことができる作家が新たに生まれてきたようにも思い
ます。
 …原因って、そういえば何だったんだろう?


読む順番が逆

 投稿日 2000年10月27日(金)01時47分 投稿者 飯塚 [dmax001-pool030.tokyo2.tnis.egg.or.jp]

 って何のことかというと、私の世代でも本来なら「りぼん」→「マーガレット」なんですよ。
私は普通の人の辿る道順を逆行したんですね。(それどころかジグザグ・・・)
 本来なら私の世代でも「りぼん」は小学生が読むマンガ雑誌でした。
高校の時、それまで読んでいた週刊マンガを買い続けるよりも月刊誌の方が安上がりなのと“りぼんのふろく”に釣られてスイッチしたんです。でも実際に読んでみると高校生でも読めたんですよね。

>当時どんな作風が受けて、その影響で、何が廃れ、主流になっていったかも何となくわかる。−−正に「りぼん」はその時期だったように思う。
ヒロインが「いい子」じゃなくなったし、お相手が「優しく」なくなったし、「夢物語」より「かっこいいストーリー」が好まれるようになった、と感じてます。
小椋冬美は最近でこそ余り評価されてないけど、あの頃の「りぼん」のメジャーを変えた人だったと思う。一条ゆかりは別格だったから、もっと前から好きなように描いていたけど。
私がはまっていた清原なつのは、むしろ「異彩」でした。なんであの人は「りぼん」でデビューしたのかと思う。あの手のマンガを受け入れる雑誌がなかったんでしょうね。
「少女コミック」は少しマニアックだったし、「マーガレット」はちょっと背伸びする女の子が対象だったし、「セブンティーン」はなんだかレディコミの前身のようでした。(あくまで主観)
「ちゃお」は「りぼん」よりもお子ちゃまだったし・・・純粋な(?)少女マンガは「りぼん」だったんでしょう。(「なかよし」も、かな?)
80年代になると少女マンガのジャンル自体が多様化した上に内容も大きく変化したよね。「はなとゆめ」「ASUKA」が創刊されたし。それまでは読者主体の作品が多かったように思うけど、80年代から作者主体のマンガが増えて、それが読者の支持を得て大きく成長したように思います。

「日出処の天子」は面白いですよ。未読の方は読まれるといいと思います。
私も自分の立場を忘れて、夢中になると朝方まで読み続けてしまうタイプだから、「天子」を数冊、人から借りて読んだ時は全部読みたくて、結局自分で全巻買ってしまった。

もっぱら私は、コメントを書かせてもらいながらも、最近になって80年代の作品を読んでいる始末です。でも面白いよ。

>咲花さん
「天馬」は、流行らないですよ。(断言していいのか!!?)
私の印象では、あれは竹宮さんは力残しながら描いたように思えます。最後まで読めば満足できるけど、最後まで付き合える人がどれだけいるのか・・・。
それに作者本人が“「地球へ・・・」と同じ”と言ってるように、言われてみれば「焼き直し」に思えなくもない。もっとも最近の読者を満足させるような味付けは入っていると思うけど。
??「地球へ・・・」と同じだから、ヒットするってことも、あり?

羅川さんの「しゃにむにGO」は、結局6巻まで買った。もしかしたら、これも「赤僕」に続いてTVアニメになるかもしれない、と思う今日この頃。
「続きを読みたいのにまだ描かれていない」もどかしさを、ひっさ久に感じてます。
でも6巻の終わり方の掴みは他の巻に比べて今一つだったので、そろそろ疲れてきているかもしれない。
読者は作者を育てもするけど、無責任で自分勝手な存在ですよ、ね。


プロフィール

 投稿日 2000年10月00日(×)00時00分 投稿者 咲花圭良 []

 直接的には関係ないんですが、リストを書いていただいた方々のプロフィール
を掲載していることでもおわかりかと思いますが、個人情報(得にマンガとのお
つきあい)を書いていただいているのは、おちゃらけで書いているのではなくて、
コメント製作者を尊重するためと、「読んだ人の背景も資料のうち」という考え
方からです。
 だいたい進学校の方って(私は進学校ではありませんけど)同じ八十年代でも
つむぎ拓なんかのマーガレット系ってあんまり読みませんよね(理由は読めばわ
かります。)うちの近所というか、私の世代では「りぼん」は中学校を卒業した
らご卒業みたいな考え方があって、飯塚さんの世代はもちろん違うし、もう少し
下の世代だと「小学校を卒業したら」って考えかただと思うんです。
 それによって作品の受け止めからも違うし、思い入れも思い出もかわってくる。
 当時、どんな作風が受けて、その影響で、何が廃れ、主流になっていったかも
何となくわかる。ということを考えれば、読者もかなり書く側に影響を及ぼして
るんだと思います。(禁忌的だった少年愛が、同人からボーイズラブがなだれ込
んだために、かなりオープンになってごく軽いノリで商業誌に書かれるようになっ
たとか。)だから、資料として自分を語っていくことも激しく脱線しない限りは
OKじゃないでしょうか。
 私はリアルタイムで十代に読んでたので、そういう視点でのコメントになりま
すけど、他の人が読んだらまた変わったものになるんじゃないかと思います。

 吉田と山岸は何度も書きますけど、ダ・ヴィンチで「芥川賞をとらせたいマン
ガ」の少年マンガを抑えて1位と2位なんです。死ぬまでには一度読むことをお
勧めしますよ。
 2日で10冊、読もうとして読むんではなく、面白いのは読んじゃうんです。
眠るのも忘れて(笑)。
 「ガラスの仮面」もドラマ放映で3、40代のサラリーマンにかなり受けた
らしいですから、流行ればもっと読みやすくなるんでしょうけどねえ。「王
家」なんか絶対サラリーマンに受けるだろうな。あと、今頃読んでる竹宮の
「天馬」。
 流行らないかな〜。


勇気と体力

 投稿日 2000年10月24日(火)08時17分 投稿者 橋本充広 [kwsk14DS04.kng.mesh.ad.jp]

咲花さん,飯塚さん,どうもです.
また例によって,まとめてレスします.(^_^)9

堀> 10巻くらいなら2日もあれば

えーッ.は,速い…それでも遅い方なんですか!?
み,みなさんは…どれくらいのペースでお読みになりますか….
ぜひともお聞きしたい….(*_*)

堀> でも読むんならせめて死ぬ前に(勝手に殺すな)

↑今度はというか,早くも殺された(← でも恨みナシ,笑).

「日出処の天子」と吉田秋生ですね,ハイハイ(すごい量だなァ).
「櫻の園」は読んだことがありますよ,もっとも映画の原作として触れました.
10年くらい前のことです.
映画は映画,マンガはマンガとして観たり読んだりしましたが,
映画に同じく,マンガも女子校の実態とは,微妙に違っていましたよね.
でも虚構は虚構らしく,ある種類のムードを持った作品だったと思います.

堀> たぶんこういう作品読み出したら時間を置けなくなる

と思うから,なかなか手を出せません.(^_^;
マンガにも魔力がありますからねぇ.
少しずつ読んでいきます.

堀> うちはホームページは私のコーナーで月60枚(原稿用紙)+α

私のところは,月産30K〜40KBytesで押さえるようにしていますが,

堀> そういう意味できついのかもしれません。

廃刊や閉鎖のことは常に念頭に置いて作っています.
そうでないと,絶対にダレてくるからです.
これぞ「ゴルゴ13」方式(笑).

堀> (「大人になってもマンガ好き(仮)」で始まって、実はまだ(仮)なのに、

こちらって「(仮)」マークなんですか? それにしては気合バッチリですよね.
次.

飯> もっと年上の方かと勝手に思い込んでました。

ハハ…どのあたりでそう思われました? もっと,というのが気になります.(^_^)\
別に実年齢で話をする必要はないと思いますので,
ご想像のイメージを相手にどうぞ.
話す上で自身の体験は欠かせないファクターですが,
こちらのBBSでは主体はマンガですよね.
私もできる限り努力しますので,マンガを主体にお話ししましょう.
…とか書いておきながら,体験の訂正を(汗).

橋> 『超時空要塞マクロス』を観に行ったら,
 > 『伊賀野カバ丸』と『月 星』との併映でした(笑,さすが地方だ).
飯> すばらしいっすね!!むしろ、うらやましい?(笑)
 > 私も『風の谷のナウシカ』を『ブレードランナー』(洋画だよ?)と

『伊賀野カバ丸』じゃなくて,『コータローまかりとおる』でした.
真田広之(← 字,合ってます?)がふた役で女装したやつです.
JACって,こんなこともやるのか,と驚きました.
ナウシカにブレードランナー…すばらしい.

飯> そうそう「有閑倶楽部」は、最初「りぼんオリジナル」に掲載されて人気が出たので

そうだったんですか.集英社(他者も?)って,そういうパタンなんですかね.
「月刊少年ジャンプ」で,
「北斗の拳」や「ホールドアップ・キッズ」が読み切りで載ったのを読んで,
これは週刊のアレとかよりオモシロイじゃん,
と思っていたら,週刊になりました.
「シティハンター」も,そうだったかもしれません.
どれもジャンプ全盛の頃の話です.ふ,古い….

そういえば「こちらりぼん情報」(または「Love Dream Smile」)のEikoさんトコで,
「ときめきトゥナイト」ロマンアルバムの話題が炸裂しています.
どなたか買われた(または立ち読みした)方はいらっしゃいませんか?
ヨーコ犬のショートを読みたいけれど,
オッサンには買う勇気も立ち読みする体力もありません…ハァ〜.

http://www5a.biglobe.ne.jp/~imf/index.html


ついに

 投稿日 2000年10月21日(土)23時29分 投稿者 ミキタ [ppp037.tama.tama.or.jp]

手に入れました。"ジュリエットの卵。"
知らなかったんですが、"少年は荒野を目指す"より後なんですね、これ。

とりあえず双子が出てきて満足でした(笑


ああ、勘違い?

 投稿日 2000年10月21日(土)01時00分 投稿者 飯塚 [dmax001-pool053.tokyo2.tnis.egg.or.jp]

まずは、橋本さん
ごめんなさい、もっと年上の方かと勝手に思い込んでました。
少なくとも私よりはずっと若かった・・・。
(読んでた頃の「りぼん」の話を聞く限りでは、私が家庭教師で教えていた教え子とほとんど変わらない。)
そうそう「有閑倶楽部」は、最初「りぼんオリジナル」に掲載されて人気が出たので「りぼん」本誌に移ったと記憶してます。
私も最初の頃は、「有閑倶楽部」は面白くってたまらなかったな。
「りぼんオリジナル」は季刊で、ちょっと実験的(?)なことをやっていたように思う。
そんな意味でもなかなか面白くて、私は数年間読んでいました。
でも何が掲載されていたのかはほとんど覚えてない。
「有閑倶楽部」の他には、清原なつのと小椋冬美が何か描いていたはず。

>『超時空要塞マクロス』を観に行ったら,
>『伊賀野カバ丸』と『月 星』との併映でした(笑,さすが地方だ).
すばらしいっすね!!むしろ、うらやましい?(笑)
私も『風の谷のナウシカ』を『ブレードランナー』(洋画だよ?)と2本だてで観た経験があります。


ミキタさん
2000円なら、まあまあなんじゃないでしょうか?
何はともあれ、待ち望んでいたマンガが手元に届く訳ですから、良かったですね。
プレミアがつくと高値で取引されるようですが、近所の古本屋では、「宇宙戦艦ヤマト」が500円です。
「ジュリエットの卵」は、オークションの世界では、同じくらいの値打ちがあるんじゃないのかな?
欲しい人はホントに高値をつけるようですよね。


2日くらい

 投稿日 2000年10月17日(火)23時29分 投稿者 咲花圭良 [nttoska02111.ppp.infoweb.ne.jp]

橋本さんへ
 リンク訂正しておきました。ご指摘ありがとうございました。できたらメールで
指摘していただけるともっとありがたいです。たぶん他にもあると思うので。(他
の方も)
 10巻くらいなら2日もあれば読んじゃいますよ。私はそんなに早いほうじゃな
いですけど。でも読むんならせめて死ぬ前に(勝手に殺すな)「日出処の天子」と
か吉田秋生のせめて作品リストに載せてるのとか、特に特集組んでるのは読んでみて
くださいね。たぶんこういう作品読み出したら時間を置けなくなると思うんですけ
ど。是非是非読んで、一度どれか感想をお聞かせ下さい。(リスト掲示板にでも)
 吉野は特に文学的ですし。(「ジュリエット」や「ECCENT…」は難解ですよ〜)
 …そうですね、うちはホームページは私のコーナーで月60枚(原稿用紙)+α
ペースで更新してますし、マンガのページも一作品にあらすじ+コメントで5枚〜
10枚ですから、そういう意味できついのかもしれません。でもよそをウロウロし
てるとそれを理由によく閉鎖されてるのを見ますヨ。

 でもネットオークションでセリに出されるということは、それくらいキレイとい
うことなんじゃないでしょうか。初版じゃないのかな?
 古本でも1500円だったら、これもきれいなんでしょうね。絶版本で、しかも
吉野はすぐ売れちゃうから値段のつけようがあるってもんでしょう。
 
 「私のコーナー」でわからない人は下のURLをクリックしてみてね。「大人に
なっても…」は、このURLのワンコーナーなんです。ヨロシク。
(「大人になってもマンガ好き(仮)」で始まって、実はまだ(仮)なのに、最近
変えられなくなってきちゃった。泣笑)
http://village.infoweb.ne.jp/~kairou/


あ…気づいてしまった

 投稿日 2000年10月17日(火)22時03分 投稿者 橋本充広 [kwsk13DS11.kng.mesh.ad.jp]

「作品リスト」→「執筆者一覧」→「▲TOP」に張ってあるリンクが…….


当時のりぼんは……こんな印象

 投稿日 2000年10月17日(火)20時56分 投稿者 橋本充広 [kwsk13DS14.kng.mesh.ad.jp]

飯塚さん,咲花さん,どうもです.

橋> じゃあ,ぜんぜんハズレではないんですよね.
飯> 多分、世代の違いなんではないかと・・・。

世代のズレ…そうかもしれません.
私が『月の夜 星の朝』に遭遇したのは,高校一年の夏だったと思います.
現在,20代の女性より「少し」(← なぜか強調)年上で読んだことになります.
でも「乙女チック」という印象は,
むしろ『月 星』とか『星の瞳のシルエット』(だったっけ?)くらいで,
他にはスポーツ系が多かったような気がします.
だから「元気のいい少女マンガ」というイメージ……あの頃のりぼんは.
『エース!』とか『いるかちゃんヨロシク』(ともに正確な題名は忘却の彼方…)とか.
『ときめきトゥナイト』や『お父さんは心配症』はギャグ系で,
こちらは割と好みでした(笑).
そういった中での『月 星』ですので,ただ乙女チックというより,
以前に書いたように「詩画的」という強烈な印象が残りました.
異色だったのは『有閑倶楽部』で,
これは週刊少年ジャンプでもいいんじゃないか,と思っていました(たぶん,いまでも).
何か変ですかね!?
そういえば中学生の頃,映画で『月 星』には遭遇しています.
『超時空要塞マクロス』を観に行ったら,
『伊賀野カバ丸』と『月 星』との併映でした(笑,さすが地方だ).

堀> 私は月リストに書く作品+1シリーズくらいのスピードで読んでます。

それでも膨大な量ですよね.
私も新聞,ホームページ,メールマガジン,紙の本(笑)という順番です.
英/日の割合は,ほぼ半々くらい.
マンガは「ふた月に一冊(トホホ)」というペースが,限界です.
それでも最近,気になって仕方がなかったマンガをGet!しました.
『いつも美空』(あだち充)で,
中学生の頃に少し読んだ『みゆき』を思い出してしまって…….
『タッチ』以来,ずっとスポーツ系だったのに,
なぜか懐かしさを感じさせる路線に帰ってきたみたいで.
まだ「第3話」で止まっています.

堀> ホームページ運営って時間さかれません?

あはは……それは何とも答えにくいですぅ.(^_^;
メールマガジン/ホームページは,年間スケジュールを日割で決めています.
だから,最新号のリリース直前で作業量が増えるということはありませんが,
その前に原稿を生み出すのに,ひと苦労しています.
でもきっと私だけ,他の方はそうでもなさそう.

http://www5a.biglobe.ne.jp/~imf/index.html


あたた

 投稿日 2000年10月17日(火)00時27分 投稿者 ミキタ [ppp042.tama.tama.or.jp]

オークション完了しちゃいました。
2000 円。
飯塚さん、役だてることができませんでしたが、
わざわざ教えていただき、ありがとうございます。
今回のは初オークションの授業料ということにしたいと思います。
授業のまとめ:
 情報収集はマメにせよ。


時差解除

 投稿日 2000年10月16日(月)22時50分 投稿者 咲花圭良 [nttoska04100.ppp.infoweb.ne.jp]

 サーバがアメリカにあるため13時間の時差が出ていましたが、解除しました。
これ以前の書き込みは+13時間です。失礼しました。


こんなところで

 投稿日 2000年10月15日(日)12時55分 投稿者 飯塚 [dmax001-pool038.tokyo2.tnis.egg.or.jp]

咲花さん、ごめん、ちょっとおせっかいがしたくなって。

>ミキタさん
ネットの古本屋さんに「ジュリエットの卵」全5巻1500円で出ているのでお知らせしますね。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~eco/
ここの「少女マンガ(新書版)」で探してください。
私も利用したことがある本屋さんです。


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