竹宮恵子を語る

作品に対する思い出話、思い入れ、思い込み(笑)裏話等、語ってください。

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作品アンケート 咲花 さん HomePage 1999年09月29日(水) 22時06分

 はじめた時は「地球へ…」がトップだったんですが、「風と木の詩」ダントツになっちゃいましたね。
 三作品が並んでます。
「変奏曲」は人気ですねー。

  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年10月12日(火) 20時48分
     この特集も10月で折り返し点を通過してしまいました。
     作品リストを完了させた後、掲示板等動作系のものを停止させる以外は、過去ログとあわせて過去特集記事の一つとして残しますので、よろしく。

  •  

初恋の罠 飯塚 さん 1999年09月16日(木) 03時03分

竹宮作品の中で恋愛をメインに扱っているものって、意外と少ないですよね。
そして、そのほとんどが「初めての恋」。“初めての恋だから、一番真剣で特別”と言うような事を書いたのは、竹宮さんだったか他の作家だったか忘れてしまったけど、実際に竹宮作品の中で描かれる“初めての恋”には際限無く情熱が注がれる。そして作中の当人はその甘美な罠にはまって、喜びも苦しみも一身に受ける。
誰にとっても初めての恋は一度きりだから、やっぱり特別なんでしょうね。おいしいとこを取ってますよね。

  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年09月19日(日) 22時46分
     初恋の時期というのも関係あるのかもしれませんね。多感な時期というのでしょうか。
     でもまあ初恋の人と大きな恋に落ちるというのはすごいロマンティシズムでもあると思います。
     私見ですが、竹宮はレディスというか、大人の恋も描けば上手いと思います。

  •  

あなたの好きな女性キャラ 飯塚 さん 1999年09月06日(月) 03時19分

竹宮ファンは、やっぱり男性キャラにお気に入りが多いでしょうね。そこで。敢えて女性キャラの中で誰が好きかお尋ねしたい!

私も迷ってしまうのが実情。「天馬」のアルトジンじゃ順当すぎるか、「私を月へ」のおヤエさん、と書きたいけど同作品の『ニナ』がいいな、キュートでどこかコケティッシュ。(実際、どんな女性キャラがいたのか思い出すのも一苦労。)

  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年09月09日(木) 23時00分
    ナイルキア。
    でも「ファラオの墓」の女性キャラはみんな好き。

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年09月07日(火) 02時03分
    ぱっと、思い出したのが「ミラージュ」(?だっけ)の女の子。
    ありゃぁ、女の子が好きというより作品が好きなのかな?
    う〜ん、あっ!パット。好きかも。おやえさんも確かに好き。
    本当に女の子のキャラを思い出す方が困難かも。
    イズアローンの王妃(ルキシュの奥さん)も後半好きかな。

  •  

ミスターの小鳥 さがみ さん 1999年08月29日(日) 02時38分

私は意外に「ミスターの小鳥」なんかも好きです。
読みきりも好き。「ジルベスター」なんかも。
ちょっとほろりとくる話なんか好き。
人形関係の話もあったなぁ。読み返そうかな?

あんなにかわいい子も年をとれば、あんなジジィだなんて…。(ミスター)
歳月は残酷っす(笑) でも本当にこの頃の竹宮の書く男の子は
めちゃかえあいいと思うんですけど?ねぇ?

  • 飯塚 さん 投稿日:1999年09月03日(金) 02時18分
    私も「ミスターの小鳥」大好きです。素直にそのまま読むと、本当に優しい気持ちになれる。あの男の子、幼いジルベールにそっくりだと思うんだけど、ほんっとうにかわいい!やっぱ、女の子よりも男の子なんですよね、竹宮さんは。
    「ミスター」も「ジルベスター」も75年の作品だけど、竹宮作品の繊細な印象って大体この頃からだと思うんです。「空が好き」あたりを境に、それ以前ってもっとシンプルな感じを受ける絵柄ですよね。背景の描き込みもそんなに細かくないし。勝手に「ウェディング・ライセンス」から現在の作風が確立されたんじゃないかと思ってます。(ま、また話が横道に〜〜)

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年08月30日(月) 01時01分
    打ちミスに気づきました。「めちゃかえあいい」ってなんでしょう?
    「めちゃかわいい」の間違いです。では。

  •  

竹宮惠子本人のWEBサイト 飯塚 さん 1999年08月20日(金) 09時28分

人から教えてもらったんですが、竹宮惠子本人のWEBサイトだそうです。
知らなかった人、行って見てください。
ここを押して

  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年08月21日(土) 21時48分
     森野泉さんHPではご本人の経営サイトとしてリンクを張られてるそうなので、リンクはりましょうか。あまりプロの方ご本人が製作することはないでしょうから、運営が他の方ということでしょう。

  •  
  • 飯塚 さん 投稿日:1999年08月21日(土) 03時10分
    えっ、そうなんですか。出てくる絵は確かに本人のだ(ろう)し、著作権も付いてましたが管理者は本人じゃないですね。そこの所は気が付いたんですけど。・・・確かに少し寂しい感じの構成ではあった。でもPC画面で絵を見られて嬉しかった。

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年08月21日(土) 01時22分
    確かにどこかのリンクには、ご本人のとは確認がとれてないってことで紹介されてました。
    でも、竹宮先生もMacをお持ちですし、ご本人じゃなくても、友人関係とも考えられます。
    絵も沢山あるようですし、ご本人は関連してるのではないでしょうか?

  •  
  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年08月20日(金) 16時36分
     いろいろ見てまわったのですが、一応まだどこにも公式には登録されていないようです。本当に本人がやってるかは確認できていないそうですが、実際のところどうなんでしょう。
    (画像の張りつけが多いですね・・・)

  •  

風と木の詩の疑問・3 飯塚 さん 1999年08月18日(水) 14時12分

今回で終わりです。挙げれば結構あるんですけどね。でも、何でもかんでも説明付ければ、それで面白いのかっていうのもあるし。線引きが肝要。

無知の罪:
幼少のジルベールがオーギュストの胸をまさぐる様を見て、執事が「罪と知らずに犯す罪が最大の罪」というような事を言う場面がある。果たして罪と知らずに犯す方が罪なのか、罪と知ってて犯す方が罪なのか ――幼いながらにもジルベールは自分の行いが罪(宗教上)だと知っていたはずだ。オーギュストと暮らすようになってから様々な大人の書物を読み大人の中で育った。ジルベールは決してバカではない。しかしジルベールにとって宗教はどうでもいいこと。その点では、彼は自分の行動に罪の意識はない。他人にとっては罪と知ってても自分はそれを避けては生きていけない事は自明の理なのだ。それでもセルジュと一線を越えるときに彼が言ったのは「罪だよ」の一言だった。
(な、なんだか「疑問」になってないけど、どう思います?レス、付けて下さいね)

  • あっこ さん 投稿日:1999年11月16日(火) 18時09分
    「無意識が一番怖い」と誰かがいっていたけどそれじゃないですか。ジルベールはほとんど本能的にすべてをもとめていたような。おとなになって男の人が感じるような愛ではなくてそれこそ身近のオーギュという父性へのあこがれ。スキンシップ。つまりは源氏の君のようなエデイプスこうかのあらわれではなかろうか。そういういみではかたちはちがえどセルジュと求める愛のかたちはおなじだったといえるでしょう。

  •  
  • 飯塚 さん 投稿日:1999年09月05日(日) 03時45分
    ありがとうございます。中間報告まで頂いちゃって・・・。

  •  
  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年08月30日(月) 22時38分
     私この間から時に触れて考えてるんですが、まだまとまってません。
     でも認知としての「罪」と、実感としての「罪」との違いかな、とも思っているのですが…。

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年08月30日(月) 01時05分
    >飯塚さま

    いつか、いつかレスつけます〜。まだ全部読んでないんです。毎日なんやかんやあって。
    ぜひとも、他の人の意見も聞きたくなるような疑問ばかりですな。では。

  •  

風と木の詩の疑問・2 飯塚 さん 1999年08月13日(金) 20時12分

前回はレス付けて頂き、ありがとうございます。気を良くして今回もいってみましょー!
(ちょっと前回のレスにかぶってる所があるようですが、大目に見て下さい)

ジルベールの愛:
(今回はモロにネタバレ)ジルベールは死の直前にはセルジュを思うのだが、その少し前、ヴァンセンヌの森に連れてこられた事に気づいた時には、何も知らなかった頃に連れ帰って、とオーギュストを思っている。それほどまでにセルジュとの恋は辛かったのか。我を通して開き直るのが彼の常套だったが、阿片に侵されている事がセルジュに知られたとき「もう手が届かない」と彼の下を去った。自ら選んだ相手、と言う点がオーギュストとは異なるが、果たしてセルジュ一人を選べていたのか?二人とも(同時に)欲しかったのではなかろうか?(疑問・3「無知の罪」に続く)

  • 森野泉 さん HomePage 投稿日:1999年08月14日(土) 23時10分
    飯塚さん、こんばんは☆<BR>

    ジルベールはセルジュを愛した為に、セルジュが傷つけられる事を恐れ
    自分を犠牲にしてまでセルジュを守ろうとしますよね。
    それまでのジルベールからは考えられない事でした。それだけ、真剣に
    愛していたという事になります。

    一方、オーギュに対してはその愛しかたは世間一般の常識からは外れて
    いるとはいえ、唯一人の肉親としての愛情は捨てられなかったと思って
    います。オーギュはジルベールにとっては正に保護者であったのでは
    ないでしょうか? 世間の荒波から自分を守ってくれる、というよりは
    彼らにとっては価値のない俗世間といったものから隔てる防波堤の
    ような存在でもあったと思います。

    それに、子供が親に甘えたがるのはごく自然な事ですし(^^;

    セルジュが日々の生活を支えるのに精一杯で、ジルベールの相手になって
    やる暇がないのは仕方のない事だけど、ジルベールにとってはひとり
    ぼっちにされるのは何よりも耐えがたい事だったでしょう。

    ジルベールがオーギュと暮らしていた方がまだましだったと思ったと
    しても誰にも責められません(TT)

    ジルベールは俗世間で普通に生きて行ける人間ではなかったし、その為の
    教育は何も受けていなかったですよね。オーギュのように芸術家にでも
    なってパリの社交界の寵児として生きていければ、長生きできたかも
    知れないけど、ジルベ―ルはオーギュから「自立」という事を教えられず
    にひたすらオーギュ一人を頼るように育てられた…これでは、オーギュが
    死んだらジルベールも生きては行けませんよね。

    オーギュは親として子供に教えるべき最低限の義務を教えなかった訳で(^^;
    でも一般常識を教えないのがオーギュの世間に対する復讐でしたよね。
    その犠牲になったとも言えるジルベールが哀れです(TT)



  •  

風と木の詩の疑問・1 飯塚 さん 1999年08月05日(木) 03時21分

突然始まった「疑問シリーズ」。のっとりか?いえ、誰かに聞いてみたかっただけなんです。どなたかレス付けて下さいね。

オーギュストの愛について:
作中でボナールが、ジルベールと二人でどこか遠くへ行って暮らせばいいじゃないか、と言ってるのだが私もそう思った。愛しているのか、いないのか、オーギュストの愛は不可解だ。最初の思惑とは違っても明らかにジルベールはオーギュストのものになっていた。パリに移り住み、ジルベールが輝きを増すにつれ気持ちが冷めても、結局は決闘をしてまでボナールから奪い返したりする。なのになぜ、その後学院に閉じ込めてしまったのか。隔離、独占?学院で本当の恋をする事はないとタカを括っていたのは事実だろう。それだけなのか?サディストだから、と結論づければ全て解決出来そうだが、それは安直すぎると思う。続編の「幸福の鳩」を読むと、やはり愛していたと確信してしまうのだが。(疑問・2「ジルベールの愛」に続く)

  • 飯塚 さん 投稿日:1999年08月13日(金) 20時56分
    >森野泉さま
    オーギュの夢なんて、考えた事もなかった。そうかそうか、そうだよなー。愛された経験がないから愛し方を知らないのだろう、くらいには思っていたのですが、学院に閉じ込めた理由がどうしても思い付かなかったんです。妙に納得。するとセルジュとの出会いは正に計算外だったわけだ。

    >さがみさま
    私もセルジュが好きです。読み返すたびに泣いてます。ジルベールと一線を越えるシーンの数ページ前、責めるよりもなじるよりもその行動故に辛くなる、というところが一番胸にぐっときます。セルジュは10代の頃の自分に重なるんですよね・・・。
    あと、私も時々自分の子どもが冬眠でも(夏眠でも)してくれればいいのに、と思うことがありますよ。(そばに置いておきたいので冬眠、というのが卑怯ですけど)

  •  
  • 森野泉 さん HomePage 投稿日:1999年08月13日(金) 00時30分
    初めまして!
    リンクをありがとうございました☆

    オーギュという人は自分が愛された事がなかったので、ジルベールをどうやって
    愛せばいいのかが分からなかったのだと思っています。誰にも負けない程
    ジルベールを愛していたのにそれを素直に表現出来なかった、不器用という
    よりはやはり愛というものを知らなかったせいだと思います。

    オーギュを初めて愛してくれたのがジルベールです。だからこそオーギュは
    どんな手を使ってでも彼を取り戻そうとしたのではないでしょうか?
    オーギュって何て可哀相な人なんだ!(TT)

    連載当時はそんな事を考えてもみませんでしたけど、やはり最近になって
    読み返すとまた色々と新しい発見がありますね。

    オーギュがジルベールを学院に閉じ込めたのは、世間と隔離して教育を
    受けさせない為だと思います。
    ジルベールを愛に飢えさせ、勉強するどころではない環境に置く…。
    学院を卒業する年齢になったら、多分自分の処にまた引き取って
    成長しないジルベールと一緒に暮らすのがオーギュの夢だったの
    でしょう。

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年08月11日(水) 01時37分
    オーギュ関係だけを読み返そうと思って、アスラン父さんの所を省こうと思い、
    ぱらぱらめくって確認するつもりが、つい、読んでしまった。そして泣いてしまった。
    セルジュがかわいそうで、かわいそうで。
    …そして、毎日数冊づつ読んでます。いったいいつになったら終わるやら。

  •  
  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年08月06日(金) 00時32分
     愛というのは一緒にいると価値が薄れるものだけども、深まって落ちてしまうことには一種人間は恐怖を抱くものですし…。
     でもちょっとオーギュの愛は母の愛というより、「おもちゃ」への執着って感じもないではない。かな?

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年08月05日(木) 04時39分
    >飯塚さま

    後で読み返してから書こうと思ってんですが、とりあえず今思ったこと書こうと…。

    オーギュは愛してると思うけど、はたしてどうか?…それは育児ノイローゼ?
    私なんかも自分の子供もちろん好きだけど、時々「こいつがいなければ…」と
    思うこともあります。かわいい反面憎いというか…。 いきすぎると幼児虐待に
    なる。もっといくと殺してしまうかも!?ニュースで事件があると「つい」「おもわず」
    「そんなつもりじゃ」というのを見かけて、昔なら「ついじゃないだろーが!」と
    おもってたが、今は「そうなのよ…つい…。周りに止める人がいないのね」と思う。

    オーギュもそんな感じに近かったのかな?
    あっ、でも、ちゃんと読み返します!読んだのかなり前なので、思い違いかも。
    では。

  •  

風と木の詩 咲花 さん HomePage 1999年07月15日(木) 22時53分

作品リストに飯塚さまの原稿をいただきました。
今現在やっと読み返せてるんですが、面白いですねー。(←バカですねー)
当時書く側から分析するなどということをしなかったのに、今読んでみたらすごく色んな設定、理論構成、などなどが見えてきて面白いです。
 竹宮はおそらく心理学なども勉強してますね。舞台設定の1880年代といえばフロイトがまだ世に出ていず、「あ、竹宮苦労してるー」という台詞などもあります。
 もしくはわざとこの年代に設定したのかな?(あと二十年遅ければフロイトは登場しますから。)

  • 飯塚 さん 投稿日:1999年07月16日(金) 03時53分
    そうなんです、「風と木の詩」はおもしろいんです!
    作品リストでなんやかやと書かせて頂いたのですが、好きな作品は結局は「良い!」の一言に尽きるんですよね。作品アンケートでも今の所は1位をキープしてるようだし、大人になってからまだ読んでない人は、ぜひもう一回読んで下さいね。うーん、少女コミックに連載されてたけど、大人になってから読んだ方が、もっと良さが分かる作品なんじゃないでしょうか。

  •  

「吾妻鏡」の文庫本 綏子yasuko さん 1999年07月13日(火) 23時35分

ついについに、あの「漫画日本の古典文学」シリーズが
文庫化開始。
今まで、入手困難だった「吾妻鏡」も文庫なら堂々と買える!
とは言うものの、実は私、ハードカバーで持ってます。

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