竹宮恵子を語る

作品に対する思い出話、思い入れ、思い込み(笑)裏話等、語ってください。

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「変奏曲」の文庫があるんですね! 飯塚 さん 1999年07月07日(水) 02時38分

今日、本屋に行ったら中公文庫の「変奏曲 ?」があったんです!(古本じゃありませんよ)しかも背表紙に「原作 増山のりえ」と書いてあるじゃないですか。原作って・・・。いつから「原作」がついたのだろう?増山のりえさんって“竹宮惠子のブレーン”とか言われた方ですよね?

  • 飯塚 さん 投稿日:1999年07月16日(金) 02時45分
    >さがみさま
    調べて下さってありがとうございます。
    うぅっ、も、申し訳ないのですが、私ったらボケきってるかもしれません。
    朝日ソノラマから出ている「変奏曲」3巻と新書館ペーパームーンコミックスの「カノン」は持っているんです。サブタイトルに「いとこ同士」と書いてないので、分からなかったのでしょう。となると、例の台詞とシーンを含んだ作品は「いとこ同士」ではないと言う事か、それとも「カノン」の後書きで「老けたエドナンは描き直した」とあるので、もしかしたら発表当時とは違った内容でコミックスになっているのかもしれません。あてどのない記憶にお付き合い頂いてしまって、ご、ごめんなさい!

    「変奏曲」は全ての作品がそのままコミックスになっているわけではないんですよね?かつて読んで妙に心に残っている作品でも、コミックスになってないともう読めないのは残念です。ちなみに、こだわっている例のシーンは、幼いニーノがどこかの庭で物陰からボブと父エドナンが二人でいる所を見て(別段何かしてたわけじゃなかったと思う)、二人の関係を感じ取ってしまうのですが、そのドキドキ感が妙に心に残っているんです。

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年07月14日(水) 03時10分
    >飯塚さま

    「いとこ同士」ですけど新書館・ペーパームーンコミックスから出てる本にのってます。
    変奏曲?ヴィレンツ物語、変奏曲?アンダルシア恋歌、変奏曲?皇帝円舞曲、カノン の
    ?に載ってます。これよりずっと前にでてる朝日ソノラマのサンコミックス・ストロベリー・
    シリーズの変奏曲?にも載ってます。(??はサンコミックス) でもちょっと違います。
    おそらく新書館のほうが手を入れていて少し話の流れが違います。
    朝日ソノラマのほうは、??は55年、?は58年初版出版
    新書館のほうは、???とも88年、カノンは86年初版出版

    今読み返してわかったのですが、カノンに載ってる話と朝日ソノラマのほうの話は
    同じです。朝日ソノラマのほうは古本じゃなければもう無理だと思います。
    新書館のほうなら注文でも大丈夫かも。(絶版じゃないよなぁ)

    例の台詞とシーンは確認してないので、読み返してわかったらまた書きます。

    それでは、また。

  •  
  • 飯塚 さん 投稿日:1999年07月12日(月) 02時27分
    >さがみさま
    「変奏曲」をいっぱい持っているそうですが、お持ちの中に「従兄弟どうし」が入っているものがあるでしょうか?
    「ヴァイオリニストは、なぜ指揮者になりたがるのだろう」というボブの台詞と、エドナンとボブの関係をニーノが知ってしまうシーンを含んでいる作品だと思うのですが(確かエドナンが老けてる)。その作品をもう一回読みたいんです!
    もしもお持ちの中にあったら、出版社とタイトルを教えて下さいね!

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年07月09日(金) 05時00分
    >飯塚さま
    「神の子羊」ですけど、連載はJuneでした。(終わったかは知りません…)
    光風社出版からでてます。ハードカバーで1250円です。(私は古本で)

    「風と木の詩」の続編というのは謝りでした。続編と言うよりも、なんていうか、
    今の子達が過去のジルやセルジュを探る話とでもいいましょうか。

    その後書きのところで竹宮先生は「変奏曲は増山の原作作品です」といいきってました。

    ところでわたしは、「変奏曲」の本をいっぱいもってる…。
    サンコミックス、新所館ハードカバー、角川愛蔵版…こんなに同じものを持っててどうするんだろう?

  •  
  • 飯塚 さん 投稿日:1999年07月09日(金) 04時16分
    >さがみさま
    「原作つき」はいいんですけど、発表当時は原作無しが途中から原作付になったのってなんだろなー、と思ったまでです。藤子不二雄が途中からAとFに分かれたようなものでしょうか?
    風木の続編の「神の子羊」は知りませんでした。「神の子羊」は、「風と木の詩」のひとつの章のタイトルと同じですね。

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年07月08日(木) 03時46分
    >飯塚さま

    「原作」ですけど、竹宮ファンには竹宮先生が原作つきを書くのに対してよく思ってない人が
    いるそうで。でもいっしょに考えた人だから今頃ですけど「原作」なのでは?

    「風と木の詩」の続編の「神の子羊」は増山さんが書いてますよね。(確か…)

  •  

「風と木の詩」のビデオ さがみ さん 1999年07月04日(日) 01時31分

そう言えば最近になって「風と木の詩」のビデオを探してます。昔レンタルして見たんですが、
その当時はビデオデッキを持ってなくてダビングできなかった。(今なら買ってもいいな)

最初に見た時は「こっ声がーーー」しか出てこなかった。声の出演は雑誌で知っていたけど
ジルの声がセルジュより低いなんて!セルジュはのび太くんだし。(いえ、のび太くんが
悪いんじゃないけど)なんか想像してたのとずいぶん違ってビックリした記憶が…。
でもオーギュは良かった。その当時、あの手のキャラは当然塩沢さんって思ってたんです。
(最近あまり見かけない…)近頃竹宮ファンになった人にとってはイメージつぶれるかしら?

内容は良かった方だったと思う。なにせ大分前なのであまり覚えてない。(ビデオのBGMの
レコードは持ってるけど。イメージアルバムもある。今も時々口ずさむ)
たしか一巻だけでなく、続くはずだった。もちろん一巻で収まるはずがない。なのに未だに
出ないのは売れなかったからかしら?続きが見たいーー。

「地球へ…」はアニメ見た事ないんです。「夏への扉」は持ってるけど何故かまだ見てない。

私の他に見た人いますか?ぜひ感想が聞きたいです。

  • さがみ さん 投稿日:1999年07月08日(木) 03時40分
    >咲花さま

    トォニイがジョミーの子供?それは許せない。
    だいたい漫画と設定を変えること事体許せない。

    でもますます見たくなった。

  •  
  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年07月07日(水) 22時49分
    >飯塚さま
    私は何よりも、映画「地球へ…」で、トォニイがジョミーの子供と言う設定が一番許せなかった。

  •  
  • 飯塚 さん 投稿日:1999年07月07日(水) 02時40分
    >たしか一巻だけでなく、続くはずだった。もちろん一巻で収まるはずがない。なのに未だに
    >出ないのは売れなかったからかしら?続きが見たいーー。

    白泉社文庫・9巻の解説で安彦氏が書いている事によると、やはり数本出る予定だったようです。本人が「まあまあ」と思うような出来だったのに、売れ行きはいまひとつだったそうです。1本で終わっているのは、その為かも知れません。
    ビデオが出ていた事はつい数ヶ月前に知ったのですが、レンタルビデオ屋にも置いてあったとは・・・。恐いもの見たさで見てみたい。(確かに、オーギュが塩沢さんと言うのは納得できますね。)
    「地球へ・・・」は、確か初日の第1回を映画館に観に行って(すごい混雑で繰り上げ上映を行った)、がっかりしました。自分のイメージと違ってたのもあるけど、アニメの出来もいまひとつだったように記憶してます。そもそも竹宮作品てアニメ向きじゃないんじゃないのかな?マンガの持つ「雰囲気」が強烈で確固としているから、作る人の解釈が大きく影響すると思うのですが。


  •  
  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年07月05日(月) 22時50分
    >さがみさま
     「if…」だったような気がします。TV雑誌で紹介されていたのは。
     逆に「車輪の下」読んだ時、「あ、風木だあ」と思いました。(本来は逆)
     ジッドなんか読んでても、それは感じます。勉強してます、竹宮氏。(勉強か趣味かはわかりませんが。)

  •  
  • さがみ さん 投稿日:1999年07月04日(日) 23時12分
    >咲花様

    「風と木の詩」のビデオですけど、監督・演出・絵コンテは安彦良和氏です。
    作画監督は神村幸子さんです。でも安彦氏の絵コンテのジルやセルジュも良かった。
    あれでいってもいい様に思う。(セルジュはアムロだったけど)
    私は「風と木の詩」のビデオの資料集みたいな本を持っている。この度久しぶりに
    読み返していたら、「舞台設定の参考になった映画」なる項目がありました。
    どなたかも書かれていましたが「if…(もしも)」と「悲しみの天使」(日本では
    「寄宿舎」のタイトルで販売とある)「風と共に去りぬ」(ドレスの勉強になったとある)
    文学では「椿姫」「恋愛論」「恐るべき子供たち」そして「肉体の悪魔」「赤と黒」
    「狭き門」「車輪の下」「漂白の魂」「デミアン」…文学だぁ。いつか暇があったら読んで
    みたい気もする。

  •  
  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年07月04日(日) 22時33分
    …風木のビデオは怖くてみれませんでした。
    安彦良和氏が竹宮作品をアニメにするなら、ときかれて「風木でしょう」と答えたそうですが、実際はどなたが作られたんでしたっけ。

  •  

地球へ… 咲花 さん HomePage 1999年07月03日(土) 04時43分

 先日「地球へ…」の作品リストを作成しようと読み返していたのですが、ダメですね、読みふけってしまって。竹宮の何かを書こうとすると、結局こういう運命に襲われるということでしょうか。
 しかし今回読み返していて驚いたのは、新井素子が竹宮の影響を予想以上に受けていたということで、なるほど、「星へ行く船」の表紙を頼んだはずだと納得してしまいました。


ウェディング・ライセンス 飯塚 さん 1999年06月17日(木) 01時51分

僭越ながら、作品リストに投稿させて頂きました。この作品について他の人と語った事がないので、読んだ事のある方は、ぜひ作品のコメントを聞かせて下さい。
竹宮ファンから見ると、この作品はどうなんでしょう?取るに足らない、と言う人もいるかもしれませんね。でもこの作品からは、エンターテイメントに徹底したファンサービスみたいな物を感じます。ストーリーがあんなでも、やっぱり竹宮惠子の作品だなーと思います。私は主人公のリバティがお気に入りなので、マンガの中で女の子達が「キャー、リバさま〜」なんて言ってるコマでは、一緒になって叫んでます。きっと竹宮惠子もリバティのことを気に入ってたはずだと確信してます。でもこんなに単純に明るい人物を登場させる作品は、その後描く機会がなかったのでしょう。こんなのばっかり描いていたら、ファン層だって全然違っていたでしょうし。(ありえない話だ)


セルジュの両親 咲花 さん HomePage 1999年05月26日(水) 23時35分

 「風木」でセルジュの両親のエピソードがかなり長く枚数をさいて出て来るんですが、あれって果たして最初からあの長さで用意されていたものなんでしょうか。
 なんだか私はあれは最初はちょっとのはずが、書いているうちにふくらんでいってあの長さになったような気がします。
 外伝としてわけても全く問題ないような気がします。

  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年06月05日(土) 21時29分
    >飯塚さま
     確かに「同姓愛もの」の範疇にくくってしまうのかは問題かもしれませんが、全くそういう系統に触っていないものにとっては、その範疇に入ってしまうような気がします。
     ジルが女だったら、という願いは、作品がすばらしいだけに、男女の恋愛だったらより大勢の人が読んでくれるのに、という意味も込められていると思いますよ。
     受け入れる、入れられない、の個人差ってありますから。

  •  
  • 飯塚 さん 投稿日:1999年06月05日(土) 02時14分
    「風木」を「同性愛もの」というのには、抵抗があります。そう言っちゃえばそうなのかもしれないけど、ジルとオーギュ、ジルとセルジュ以外の組み合わせは、むしろ虐待とか、自虐行為とか、そういうモノなんじゃないでしょうか?ジルとオーギュの場合でも、元々はオーギュがジルを「支配」するのが目的だったのだし・・・。(結果としてはそうならなかったにしても)。
    よく「ジルが女だったら」なんて言われますけど、確かにジルが女だったら、このお話は成り立ちませんよね。ジェンダーを超えての崇高な愛の物語なんだと思ってます。

  •  
  • 咲花 さん HomePage 投稿日:1999年06月04日(金) 23時36分
    >bonyuさま
    確かに「風木」は連載終了前から名作の評判が高かったですけど、内容が内容だったので、竹宮が好きで読んでみたいという人で、同性愛ものに慣れていない人は、みんな隠れて読んでたような気がします。
     私もなかなか手が出せなかった。

  •  
  • bonyu さん 投稿日:1999年05月31日(月) 19時01分
    確かに、長いですよね。
    このエピソードを挟んで、物語の流れもちょっと変わった様な気もします。
    ただ、私「風木」を全巻通して読んだのはつい半年前のことなのです〜。(ファン失格!?)
    それまでは、なぜか家にあったコミックス8、9、11巻など(確か・・)を飛び飛びで読んでいたため、アスランの章ばかりを繰り返し読んでました。
    だから、結構アスランには思い入れがあったりします(一番好きなのはジルだけど)
    また、オーギュのこともただ嫌いなだけだったんですけど、ジルベールの子ども時代の話を読んで、少し共感出来るようになりました。
    それにしても、「風木」ほど、ラストで胸がつぶれる位切ない思いをした漫画はありません。

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