オムニバス。人には「見えないもの」が見える「伸子」にまつわる全四編。
舞台となった千早赤坂村のマップと写真も加える。
目次
- 伸子の瞳
- 伸子ではなくその兄のエピソード。枚数的にはとても短く、順番としては「みえない地図」の後にできたお話。(伸子生後一ヶ月)
- Spece
- 大阪府千早赤阪村が舞台。都会での生活に疲れた男が訪れた郊外の村で出会った少女との、不思議な交流を描く。(伸子小学一年生)
- みえない地図
- 伸子のおば、悦子の恋と、伸子との関わりを描く。そろそろこの辺から、前作を読んでいないとわからない。(伸子小学三年生)
- 傷
- 小学校6年生になった伸子と、おさななじみの千尋、そして村にやってきた少年との、"思春期"を描く。
- 千早赤阪村PHOTEギャラリー 写真でたどる「伸子シリーズ」
- 「伸子の瞳」「Space」「みえない地図」「傷」の舞台、千早赤阪村を、「Space」の文貴の歩いた道程にそって写真で紹介していきます。